ゆれくるコール開発日誌

ゆれくるコール、あめふるコール、つながるコールや緊急地震速報のことなど

ゆれくるコールがゆれきた上等なワケ

まず、タイトルはちょっと言い過ぎました。スミマセン。。

 

ゆれくるコールは、地震の揺れに間に合わないことがあります。

これは緊急地震速報自体の限界だったり、ゆれくるコールが非常に多くのユーザさんに使って頂いているため処理に時間がかかる場合があったり、通信回線上の問題だったりします。

 

「ゆれくる」じゃなくて「ゆれきた」じゃんw。ってよくいわれます。

 

緊急地震速報やゆれくるは揺れに間に合えば、それに越したことはありません。

でも通知が揺れの最中や揺れの直後になったとしても、その時点で受け取ることのできる最速の地震の情報であり、そのときに地震の情報が受け取れることの効能も決して小さくないんじゃないかと思っています。

 

体感するほどの地震の揺れに遭遇した場合、この地震は大したことないのか、これからまだまだ大きく揺れるのか、はたまたこの場所では大したことないけど遠くで大きな地震が起きているんじゃないかとかってわからないですよね。

寝ているときの地震なんかは揺れも大きく感じますし、真っ暗だし、寝ぼけまなこだしで不安が増大したりもします。

 

そんなときに、たとえ揺れの最中、揺れの直後でも、

 

「震度3がおよそ10秒後 震源地:千葉県東方沖 最大震度:4」

 

といった情報が受け取れるのであればいかがでしょうか?

 

通知が遅かった場合、「およそ何秒後」の情報にはあんまり意味はないかもしれませんが、この場所の震度と震源地、最大震度がわかるのであれば、いろいろな判断ができるんじゃないでしょうか。

大したことのない地震であれば安心につながりますし、それなりの規模の地震であれば、適切な身の安全の確保や、揺れが収まった後の初動の心構えなんかもできるんじゃないかと思います。

 

そんなワケで、ゆれくるの通知はゆれに間に合わなくても防災、減災や安全、安心のお役にたてるのではと考えてます。

あ、そうはいっても揺れに間に合えばそれに越したことはありませんので、そのための不断の努力はしておりますよ、念のため。