自助・共助・公助の「三助」
みなさん、防災における自助・共助・公助の「三助」ってご存知ですか?
ちなみに「さんじょ」って読みます。
Google検索で「三助」を検索すると、銭湯の三助(さんすけ)ばかりが引っかかってくるので、あまり有名な言葉ではないのかもしれません。。
防災における自助・共助・公助の三助とは、下記の内容になります。
自助
自分(家族を含む)で自分自身を守る、助ける、備えること
共助
隣近所や地域でお互いに助け合う、備えること
公助
行政・自治体等の公的機関による災害発生時の応急・復旧作業や、防災活動のこと
この自助・共助・公助の「三助」は、災害発生前の防災・減災活動や災害発生後の対応活動における役割分担として、それぞれに非常に重要な役割があります。
この三つの「助」の調和、相互補完関係が、災害発生時に被害を最小限にするための様々な活動にかかせません。
「災害対策や災害復旧作業なんて、行政の仕事だろ!」とか、「まさかの時は周りの誰かが助けてくれるよね~。」なんて、公助・共助に過剰な期待をしてしまったりはしていないでしょうか?
特に日本では「水と安全はタダ」というような風潮もあり、防災対策や災害発生後の対応も公助だよりな面があるような気もしています。
家族を含む自分自身を守るための基本は「自助」です。
公助・共助ももちろん大切、重要ですが、やはりそれぞれ限界があります。
そこに「自助」が加わることで、三助が相互に補完しあい、災害発生時の被害軽減に大きく作用します。
三助のうちの「自助」を決して忘れないでくださいね~。