appledocでObjective-Cプロジェクトのドキュメントを生成
こんにちは!商品企画部の池端です。
商品企画部なのにtech系の内容ですが、気にせず行きましょう!
Objective-Cのプロジェクトからドキュメントを自動生成したい。
javadocみたいなやつね。
Doxygenなんかを使ってもできそう。
DoxygenはC++、C、Java、Objective-C、Python、IDL、PHP、C#、D、ActionScriptなどに対応したスグレもののドキュメント生成ツールなんだけど、なんか設定とかめんどそうなのでスルー。
今回はappledocを利用することにしました。
生成されるドキュメントがappleのAPIリファレンスと同様のデザインで見た目がカッコいいのと、doxygenより導入や使い方が簡単そうだったので、、
(つかってみて、実際カンタンでした!)
web上には先達者達によるappledocに関する貴重な情報が!
いろいろ参考にさせていただきました。ありがとうございます!
iOS - appledocでドキュメント生成 - Qiita
appledocでプロジェクトのドキュメントをつくる | Professional Programmer
appledocの詳細は上記サイトをご覧頂くとして、ここではドキュメント生成に最低限必要な導入、使い方をご紹介します!
導入
(1)gitからソースコードを持ってきます。
git clone git://github.com/tomaz/appledoc.git
(2)appledocというディレクトリができるので、そこに移動してビルド&インストール
cd appledoc sudo sh install-appledoc.sh
使い方
appledoc -p ProjectName -c Company --keep-undocumented-objects --keep-undocumented-members --create-html --no-create-docset --output output-dir project-dir
ProjectNameはプロジェクト名、Companyは会社名で、生成されるドキュメントのヘッダ部分に反映されます。
--keep-undocumented-objects --keep-undocumented-membersは、コメントなしのクラス、メソッドも対象にするオプションです。
--create-html --no-create-docsetは、htmlのドキュメントを生成するオプションです。
output-dirには、ドキュメント出力先のディレクトリパスを指定します。
project-dirには、プロジェクトのディレクトリパスを指定します。
その他
appledocはXCodeのドキュメントセットに結果を出力することも可能です。
XCodeのドキュメントセットに出力すると、XCode上から参照可能になります。
詳細は上記参考サイトをご覧ください。
あとpdf出力はできないっぽいですね。
できたらサイコーなんですが。。
それではまた!