ゆれくるコール開発日誌

ゆれくるコール、あめふるコール、つながるコールや緊急地震速報のことなど

本所防災館へ行ってきました!

こんにちは!商品企画部の松本です。

先日、墨田区にある「本所都民防災教育センター(本所防災館)」というところへ行ってきました!

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本所防災館は本所消防署のお隣にあります


当日は事前に申し込みをしておいた防災体験ツアーの基本コースに参加し、ガイドの方のお話を聞きながら以下のプログラムを体験しました。

  1. 防災シアターで映像資料の視聴
  2. 暴風雨体験
  3. 煙体験
  4. 消火体験
  5. 地震体験

●防災シアターで映像資料の視聴

東日本太平洋沖地震発生時、発生後の状況に関する映像資料を視聴します。
映像の詳細はぜひご覧いただきたいのですが、地震の揺れによる火災や津波液状化についての情報がわかりやすくまとまっています。
個人的には今まで見てきた映像資料の中で最も優れているのではないかと感じました。

●暴風雨体験

カッパを着込み、長靴を履き、猛烈な雨に打たれ、突風に吹かれます。
私はガイドの方に事前に脅されていたおかげで?かなり覚悟をもって臨んだのですが、雨がすごかった…
ただただ下を向いてやり過ごすことしかできなかったです。
風は立って我慢するだけであれば大丈夫ですが、歩くのは無理そうでした。
ちなみに、希望をすれば雨のみ、風のみの体験も可能とのことです。

●煙体験

実際に煙が漂う通路の中を避難します。
一部、暗闇ゾーンがあるのですが、ちょっと目が慣れれば見える、といった程度の暗さではなく、本当に真っ暗でした。
スマートフォンなどがあれば使ってもいいですよー」というガイドさんのアドバイスにより、スマートフォンで通路内を照らすグループもあったのですが、なんと私のいたグループは誰一人明かりを発するものを持っておらず…手探りで進みました。
いい体験にはなったと思うので、あえて何も持たずに臨むのもいいかもしてません。

●消火体験

中に水が入っている体験用の消火器を使用して、スクリーンに映し出された火事の消火にあたります。
私は3人で消化にあたったのですが、残念ながら鎮火できませんでした…。
消火器は初めて使ったのですが、使い方は簡単です!一度でも体験していると火災発生時に素早く対応できると思いますので、ぜひ体験していただきたいです。
ちなみに、消火器は小さいながらも意外と重く感じました。女性の方はちょっと大変かもしれません。

地震体験

室内を模したスペースで地震の揺れを体験します。
兵庫県南部地震阪神淡路大震災)の揺れや、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の揺れなどを体験することができます。
起震車と異なるのは、家具が固定されていないこと!
もちろんスチール製の家具は固定されており、びくともしないのですが、発泡スチロール製の家具が飛んできます。
また、避難するためのテーブルも固定されていないため、脚をしっかりをもっていないとテーブルが移動してしまいます。

全体を通して感じたことは、設備が素晴らしい!
私は一人で参加したのですが、鉄道会社の方々や町内会の方々も参加されており、研修の一環として訪問されることもあるようです。
今回参加したツアーは約2時間でしたが、ツアーでは見ない部分もあるので、半日くらいかけてじっくり見ると良いと思います。

ぜひ、皆さんにも機会をつくって訪れていただきたい場所でした!